髪の乱れに手をやれば
赤い毛出しが風に舞う
肉や小石や塩や飲み咲き
投げて届かぬ想いの糸が
胸に絡む
で涙を絞る
捨てたお肩の
幸せを
祈る女のさが悲しい
面や重たや
我が恋ながら
沖の瀬を行く
草こびき
網の船に乗せたい
この肩情け
春は二重に巻いた帯
三重に巻いても
余る秋
暗や果てなや
死ななきゃ
家族、家族のみさき
親のみさき
見えぬ心を照らしておくれ
遺しておくれ
一人ぼっちに
死ないでおくれ
死ないでおくれ
Ooh, ooh, ooh, ooh, ooh, ooh