かなしいことがあると
ひらく川のひょうし
そつぎょうしゃしんのあのひとは
やさしいめをしてる
まちでみかけたとき
なにもいえなかった
そつぎょうしゃし
んのおもかげがそのままだったから
ひとごみにながされて
かわってゆくわたしを
あなたはときどきとおくでしかって
は
なしかけるように
ゆれるやなぎのしたを
かよったみちさえいまはもう
てんしゃからみるだけ
あのころのいきかたをあなたはわすれないで
かわってゆくわたしをあなたはときどきとおくでしかってはな
たはわたしの
せいしゅんそのもの