近頃君の夢ばっか見て
寝起きどうも切ないから
近頃俺いっそ
年老やめた
雨んた町走って
若干よろめきながら
狭苦しいラーメン屋に続く だらぴろい大通り 傘の先っぽでつついております
どうにかこうにか ちょっといいとこ見せたいわけだが
いかんせん下手で ようやく見せた未来さえ
ご丁寧に
てめえで勝手に
セピア色にしちまうてたらく ポツポツ振り出して
ああ いよいよみじめです
灰色の空に向かって 眼とまし気味の角度で
鋭く硬直する 一輪の花の姿で
なぜか強烈な嫉妬を覚え 大人気なくそいつを思い知れ
ぶんつけてやれば 感情のかけらもないBB弾みたいな冷たい雨は
この軟弱な36度5分の情熱を 蜂の巣にせんばかりだ
気でも違ったかおのれによく見た
秋でもないのに
頬に冷たい雨 見ちゃえ
近頃君の夢ばっか見て
寝起きどうもせつないから
近頃俺
いっそ
年の止めた舌高に酔って
大いによろめきながら しつこい悪言をようやく振り切り
あたり明るい半壁
絞り足で踏んづけております
わかってんならさっさと 直しなさいよと
ぼちぼち限界か どっからともなく君の声
ああ三日月のごとき
全軌一斎で
お好み焼き二つ ああいよいよみじめです
重ねれば重ねるほど薄っぺらになってく その不快さに首をかしげながらも
ぐらんぐらんの週末の夜に 今更後には試験と
中早けパチに夢をぶっ放せば
改札口を中心にとぐろを巻く激烈な時の流れは
このなんじゃから365日の叫びを こなごなにかしてさんばかりだ
気でも違ったかおのれによく見た
秋でもないのに頬に冷たい雨 見ちゃえ
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