窓をたたく強い雨風
急に振動を変えたら素晴らしい
作り終えたトランク 冷ややかに不安が俺たちを眺めてる
帰りのフライトを問い合わす度に 引っ込みないことだけ繰り返す
今夜順に立てなきゃ当たらないの シールを壊し傷つけ終わりさ
こいつを運命と呼ぶのなら
覚悟の上で落ちた恋さ
誰も二人を離せはしない
暗黙の姫の子
なのにあなたは背中を向けて
俺だけ攻めるのだ
ほんのきれまの わずかな月に
無理に呼んだタクシー 乗り込めば口を閉ざす二人は それぞれの相手への言い訳考える
困難の日には ため息の渦 あなたの逃げた手に握りしめる
絶望の二文字 鮮やかに切なく俺の残りを霞めた
こいつを運命と呼ぶのなら 覚悟の上で落ちた恋さ
追い詰められて 二人の心
見える皮肉な今
その時耳を打たうような 憂いと告げる声
嵐が去って ここにいるのは 元の二人じゃない