飾りの短冊に
なんとあの子は書いたのでしょう
暑い日差しに
キラキラと
気になる文字が揺れている
半
夜章の頃
一目あなたに会いたくて
誇りの道を
来たけれど
日傘に隠れて泣くだけの
熊蝉
日暮れの幼稚園
窓から私を
見つけたら
憎い目をして背を向けますか
そうね大人の
都合など
あなたに関係ないものね
半夜章の頃胸を裂くように裂かれたが
あ
なたを捨てた
わけじゃない忘れたことなどないのよと
一言そっと
わびたくて
半夜章の頃一目あなたを抱きたくて
誇りの道を来たけれど日傘に隠れて泣くだけの
母には遠い幼稚園
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