き
っと雨ごとに寒くなってくね
雨上がりの濡れたアスファルト
歩きながらあなたは呟いた
私は空を見上げるふりして
滲んだ景色元に戻すように
こぼれ落ちそうな涙をぎゅっと飲み込んだ
さあ帰ろうか
ふと微笑むシルエットを
声に出せずにうなずいた
風土がなびく
始まりの季節に戻れたら私は何をしないでいただろう
雨上がりの道をあなたと二人そばにいたいと今日も言えないままで
夜風は雲を払うかぶつき鏡のように光るアスファルト
歩きながらそっと願いを込めていた
今これからもずっと一緒にいれたなら
風の香りを感じたいあなたと共に
始まりの季節に戻れないから
そして今日も思い続けているよ
本当に大切なんだ心で言うよ
声にしたなら涙になってこぼれた
始まりの季節に
戻れたら私は何をしないでいただろう
雨上がりの道をあなたと二人そばにいたいと今日も言えないまま
始まりの季節を繰り返しても溢れるほどその胸に思い出を
雨上がりの道をあなたと二人そばにいたいと今日も言えないままで