教室の窓そよ風に乗って ここまで届くんだ野球部の声を 伴奏するように放課後この机 僕だけの新成績家には帰りたくなくて君のことを思っているよ恋の指先 ハートを辿るように美しいメロディーを 切なく奏でてる君に会ったら 何も言えない校舎の片隅で 一人のオーディエンス土曜日の午後に 練習しているよ何度も止まって またやり直すピアノ瞳閉じながら 想像していいんだ僕の目の前で 今弾いてるように長い髪を束ね春色の制服で自分の夢と向き合って君は時を忘れてしまう恋の指先 誰かに語るように五線の音符たち優しく追いかける君は知らない 僕のことなんかその曲 最初から聴いてるオーディエンス上手になったよね 先週聴いたより二人のエチュード片想い恋の指先 ハートを辿るように美しいメロディーを 切なく奏でてる君に会ったら 何も言えない恋の指先 ハートを辿るように校舎の片隅で 一人のオーディエンス