黒いショールに 吐きつける 雪に濡れながら
果てなく彷徨う 北の街
きっと今頃 あの人は
心当たりに電話して 行方を探すでしょう
ああ 誰よりも 愛していたから
ああ 諦めて 別れて来たのよ
何度言おうとしたかしら くらい あの傷を
抱かれてしまえば ダメだなった
それがせめての お返しと
そっと寝顔にくちづけて あなたはしめたのよ
ああ 憎むだけ 憎んだそのあと
ああ 真心に いつかは気づいて
ああ 唐松の林を抜けても
ああ この胸に 春はまだ遠い
ご視聴ありがとうございました