ご
らん
空を
使い古しの朝だよ
どこへ逃げても どこへ逃げても 追いかけてくる朝だよ
人を笑った時
嘘を語った時
物を盗んだ時
命奪った時
そしてそれが全部返ってきた時
ごらん 空には ごらん 空には
使い古しの朝だよ
あれは明日なんかじゃない あれはさっきまで昨日だった光
沈むことさえできない この愚かさをまばゆく照らす光
どこへ逃げても 無駄だよ
ごらん 夢を
使い古しの夢だよ
君が見るのは ずっと
昔に 誰かが見てた夢だよ
ごらん 空には ごらん 空には 使い古しの朝だよ
あれは明日なんかじゃない あれはさっきまで昨日だった光
隠すことさえできない このうるごれを真顔で照らす光
嗚呼
すべては
隠せても 流れに 止まらない
止まらない
あれは明日なんかじゃない あれはさっきまで昨日だった光
暴れだして止まらない 過ちさえも真っ白く照らす光
嗚呼 僕が死のうが 生きようが 君がいともうが 逃げようが 冷めてゆこう
が 熱くなろうが ダメになろうが まともになろうが もう元には戻れない
裏も表もすべてを照らす光
これで済むと思うなよ