3・2・1
一つ
痛みを知るたび
お墓を掘るのです
穴だらけの街では
喜びなどは死んでしまった
誰か
誰もが眠る頃に
夜が僕らを襲う
あぁ 失くした痛みは
消えないけど
あぁ
凍った痛みが呼ぶ方へ
さぁ 行こうか
まだ見ぬ明日へ
二つ目の穴を掘った
慣れた手つきで
僕の心は穏やかです
とても穏やかな悲しみでした
一つの光
終わらない闇の夜を
叩く一つの光
誰だって怖いさ
誰だって怖いさ
心を見せる頃に
あなたが手を伸ばした
故に輝く一つの光
あぁ 失くした痛みは
消えないけど
あぁ 残ったぎわい
全てを抱き締めて
さぁ 行こうか
まだ見ぬ世界へ
一つ二つ落とした痛みを
数えていた迷子
三つ四つとこれからも僕ら
失くしてゆくのでしょう
*・*・* 初音ミク