元気出しての言葉より 今は
一人に
させてほしい
慰めのその言葉に
どこまでも
甘えてしまうから
どうにかなるさって
もう何度も
自分
に言い聞かせてきた
けれど
そろそろ逃げてばかりの
自分と向き合わなきゃならないんだ
あの頃は踏み出せた
一歩
君なら踏み出せるその一歩
愛したことないその一歩が
今の僕には
窓を
叩きつける雨は やけに
切なさ
部屋ごと包み込んで
いたずらに叫ばかりを
はびてはため息に溺れる夜
あの頃は踏み出せた一歩
抜け出すためのその一歩
取ってことないその一歩が
今の僕には
踏み出せ
ないんだ
君には手に入るものすべてが
僕にはもがいても届かない夢
ほんの少しの
時間だけ
一人きりの
時間だけ
どうすればその一歩を
いつか
必ず
いつか
きっと
いつか必ず
いつか
きっと
