目
覚めれば春に降る雪
帰らないあの笑顔
行く季節はまるで忘却
急ぐよあの日
さよならさえ言えずにいた
差し伸べた手のぬくもりを
頼りに繋がりを探し続けた
いつでも一人じゃないと
背中を押してくれるように
夜明けにそよぐ桜の木
儚く強く
重ね思えば
果てなく描くそれは樹形図ずっと
どれくらい待てば見えるか
誰だって知りたいよ
暗闇に差し込む希望を
光を探して
もしも許されるなら無邪気なまま悲しみの中笑い合いたかった
そんな小さな望みさえも
いつかは広がる未来
この大地に蒔く種のように
乾いた心に伝えよう
ここにあることその意味さえも明日へと続く
それは樹形図ずっと
いつでも一人じゃないと
背中を押してくれるように
夜明けにそよぐ桜の
木
儚く強く重ね思えば果てなく描くそれは樹形図ずっと