*・*・* 初音ミク* 初音ミク君はハンドル くねらせながら 長い坂道通り汗と一緒に涙ふく君を僕が押してあげるね何の花だろう こんな坂の途中冬を選んで 咲く花もある止まれば倒れるこの自転車が君が選んだ生き方なんだねペダルをこいでペダルをこいで君ならできる倒れずゆける君はエールほお坂の上まで降りついたら真っ直ぐに空を見た泳ぐヒロサグレーの空 ぼくらはここで ぼくときみになる心が強くなろうとするとき 言葉はなんにも役立たない悲しみばかり 染み込んだ街に 君は静かに 見下ろしているペダルをこいで ペダルをこいで 振り返らずに 走り続ける君はペダルをこいで地面をかすめて 飛ぶ鳥のように まっすぐ坂道 君は降りてゆく幸せってやつは きっとそばにある自転車こいで 行けるところにペダルをこいで ペダルをこいで 君なら行ける ひとりで行けるペダルをこいで ペダルをこいで遠くなるほど 君らしくなる だから ペダルをこいでペダルをこいで 行けるところに