*・*・* 初音ミクふみきりのそばに咲く コスモスの花ゆらして貨物列車が走りすぎる そして夕日に消えてゆく十四の頃の僕はいつも 冷たいレールに耳をあてレールの響き 聞きながらかな旅路を夢見てた思えば遠くへ来たもんだ ふるさと離れて六年目思えば遠くへ来たもんだ この先どこまでゆくのやちくごの流れに こぶなつりする人の影川面にひとつ浮かんでた 風が吹くたび揺れていた二十歳になったばかりの僕は別れた女を責めながらいっそ死のうと泣いていた 恋は一度と信じてた思えば遠くへ来たもんだ 今では両心を持ち思えば遠くへ来たもんだ あの頃を恋しく思い出す夢がある戻らなくて doru rosakishita戻らなくて doru rosakishita聞くたびに 僕の耳に 遠く近く レールの響きが過ぎてゆく思えば遠くへ来たもんだ 振り向くたびに故郷ある思えば遠くへ来たもんだ 遠くなるような気がします思えば遠くへ来たもんだ ここまで一人で来たけれど思えば遠くへ来たもんだこの先どこまで行くのやらこの先どこまで行くのやら