寂しい背中をたとえ丸めても
引きずるその影は消せはしない
箱をはなせば一つや二つ
誰にも言えない心の傷がある
終わりない旅の終着駅にいつの日か一人でたどり着くだけ
風よおまえは知っているのか
人は誰でも嘆きのメロディー
ああ箱の煙をたとえ揺らしても
心の安らぎは探せないさ
道の小石をかがとでければ
儚く夢さえ胸から消えてゆく
終わりない旅の目覚めた朝も
振り向けば抜け殻そこにあるだけ
風よおまえは知っているのか
人は誰でも嘆きのメロディー
風よおまえは知っているのか
人は誰でも嘆きのメロディー