夏の日のざわめきは スズムシの根に かき消され湯上がりの髪に手をやれば 潮の香りも今はなく ただ年老いたと思うのみ幾度と夏は訪れて 色褪せてゆく 走馬灯まわりくる日々 懐かしく めぐりくる日々 美しき ああ 肌の色は 薄れゆく生きてゆくにはあまりに 恋をすぎしと人の言う 悔いなき道を歩めど 恋をすぎしと人の言うまわりくる日々 懐かしく めぐりくる日々 美しき ああ 肌の色は 薄れゆく生きてゆくにはあまりに 恋をすぎしと人の言う 悔いなき道を歩めど 恋をすぎしと人の言う恋をすぎしと人の言う 恋をすぎしと人の言う