今日は舞踏会よ 君が抱いてる娘はとてもいかれた娘で そこがつけ目なのさだけど礼儀さほうは 君も知ってるから娘さんのパパに 挨拶に出かけたちょっと失礼 無収 お宅のお嬢さん貸してください笑っていないで ちょっと失礼 無収おとなしくします 約束しましょう身は守りますよ三尺ほども離れて ダンスしてたけれど楽しいヴァイオリン聴いたら 約束忘れちゃった恋を腕に抱きしめ 胸は燃えて熱く人に見られようと 必死と交わす口づけをちょっと失礼 無収その殿から Z screws won't work親父のオタくんのお嬢さん かしてください笑っていないで ちょっと失礼 無収おとなしくします 約束しましょう 身は守りますよ そうです 貴女ぞう 逢えばさあ 貴様から お父様から closer than family viewed next time we meetあなたの若い日のように ごめんなさい 少女の頃 思い出してたのそんなに怖い顔して 怒らないで あの頃も私は あなたを愛してたそれだから この歌を 繰り返してた歌うの それだから 歌うのよ この歌を いつも星に両手をかけて そんな目をしないであなたこそ 私の最後の 恋人を探してたあなただったのよ 抱かれる時 私も あなたのものよそれでも 震えるわ 明日を思えばやがて 明日を思えばやがては 終わるのね 二人の恋もやがては 終わるのよ 夢のような恋も星に両手をかけて そんな目をしないであなたこそ 私の最後の恋人あなたこそあたしの最後の恋人あなたこそあたしの最後の恋人古いこの酒場でたくさん飲んだから 古い思い出はぼやけてきたらしいあたしは恋人に捨てられてしまった 人はこのあたしをぶだつきと言うからろくでなし ろくでなしなんてひどいよ言い方平日だけど晴れ着を着たのよ 人形を抱いて日暮れに帰った女将さんたちは白い目で睨んだ まるでこのあたしを泥棒みたいにろくでなし ろくでなしなんてひどいよ言い方平日だけど晴れ着を着たのよ皆さんこんばんは季節の移り変わりとともにまたリサイタルがやってまいりましてこうして宝塚大劇場で歌えますことは大変幸せでございます毎年毎年こうして無我夢中で歌っているうちにリサイタル今回で30回目という話を聞き驚いてしまいましたあっという間に時間は経つものでございますね私が初めてリサイタルをいたしましたのは確か昭和28年だったと思いましたその年私は自分の気持ちの中のもやもやを吹っ切るために一人っきりでパリに行き半年ほど暮らしてみました当時パリはちょうどパリの前世紀客席の片隅でひっそりと彼女の歌を聴いているうちに何かが心の中に生まれてくるような気がいたしました初めて歌手としての心の決め方とでも言うのでしょうか歌の掴み方とでも言うのでしょうかそんな自信が熱くこの体の中に感じられました東京に帰ってまいりますと私の歌をとっても好いてくださったある方その方は東京公共楽団の事務を取ってらした林昇さんとおっしゃいますがその方がぜひリサイタルをやりなさいと勧めてくださいましたリサイタルといっても当時はクラシックのほかにはする人もなくまた私もある会社の専属でございましたので早速その会社にお伺いを立ててみましたところどうせお客さんも入りっこないからやっても構わないだろうというご返事それではというのでいたしましたのが第1回目松井八郎さんが音楽を弾き受けてくださいましておかげさまで成功いたしました以来24年間ずっと歌い続けてまいりまして今夜でございますその長い間私の歌を可愛がってくださいまして本当に皆様ありがとうございます松井八郎さんそしてその後音楽を弾き受けてくださいました二木たきょうさん林さん私を可愛がってくださった皆さん今では皆さん個人になられました今夜はその方々のご冥福を祈り越至吹雪のささやかな成長を皆様とご一緒に聴いていただくために力いっぱい歌わせていただきます