愛してたって 言わないで
映画色の街 美しい日々が
キレキレに映る
いつか苔に変わったの
あなたの傘から 飛び出したシグナル
背中に感じた 追いかけてくれる
優しさもない
ああ 泣かないで 眠り
幾千粒の 雨の矢たち
見上げながら 潤んだ瞳は
ダイヤモンド
悲しい噂も
笑い飛ばしたの
あなたに限って
裏切ることは
ないわって
でもあなたの目を
覗き込んだ時
黒い雨雲が
二人の青空
消すのが見えた
ああ 揺れないで 眠り
時の流れが
傷つけても
傷つかない心は
小さな
ダイヤモンド
ああ 泣かないで 眠り
私はもっと強いはずよ
でも溢れて
止まらぬ闇では
ダイヤモンド
ダイヤモンド