ハッケテモクレテモ 数両仲間と いつものナンバー 歌ってみせようピアノでおどけて バンドネオン 震わせ コントローバス叩いて またゴロついてあなたの好きなメロディー 誰か口ずさむバステ遠い旅への夢忘れて この街に吹き黙る旅人を待ち構えるバスで 誰かひとり立って遠い旅へ夢覚えていたら 誰か旅に出かけないか夕暮れの鐘 秋の日差し薪に若さがつかの 松戸に掲げ俺の言葉は誰のものでもない 今更何を唄うべくもなかった君との 誰とも違う 思い出を今抱きしめるそれは僕には 唄う日々の輝く そのものだったから君は未来 人生 未来は未来愛という旅を 広げて見せてくれたただ心は張り裂けんばかりに理想だとか愛だとかに向かって歌った開けてもくれても不良仲間といつものナンバー歌ってみせるピアノでおどけてバンド音震わすコントラバス叩いて旅に出ようかツアーのバスは出るのかこの街から出ていきたいだけなんだギター一本でも乗せてくれるか誰か旅に出かけないか旅人を待ち構えるバスで誰か一人だって遠い旅への夢を覚えていたら今旅に出かけないか日暮れ前のたわいない約束ダークチェリーに黄昏はじめるかバス停に一人たたずむのは誰なぜあの日走り出すバスに手を振りあなたを見送ったのかちぎれるかかとも靴ひももなりふり構わずあなたの手を握りなぜあの時バスのステップに飛び乗ってあなたと旅に出なかったのかちぎれたボタン一つ破れたシャツ一枚この街に吹き溜まる長い夕暮れの終わり今さら誰かの大好きなそれでも日暮れにいく小さなピアノでおどけてバンドネを振るわすバイオリンは海を見るああ私は旅を通ったなぜあの日走り出すバスに手を振りあなたを見送ったのかちぎれるかかと靴ひももなりふり構わずあなたの手を握りなぜあの時バスのステップに飛び乗ってあなたと旅に出なかったのかちぎれたボタンひとつ破れたシャツ一枚この街に吹き去らされ
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