書き置き残して ここへおいで
どんな風に暮らしていこう
君の料理はまずまずだ
朝の日差しに目を覚ます
無理をしないで生きていこう
どこにも行けないことがある
どんな時でも楽しめるような
乾いたシャツにさりげなく
君のぬくもり覚えて
どんな風に歳を刻もう
君の髪が短く
なって新しい命への譲り張り
そうつかずに生きていこう
何にも変えないことがある
どんな時でもふざけあえたら
彩りの食卓にいつも
君の優しさ覚えて
かき置き残して
ここへ
おいで
晴れた午後には窓を開けて
季節の息づきを感じよう
雨が降っても少し
なめらかに
傘をささずに歩いていこう
僕にもできないことがある
そんな時でも
どんな時でも
いついつまでも
限りなく強く
君と僕とそして
ドゥルルル
しわくちゃになってもキスしたい
しわくちゃになってもキスしたい
かき置き
の方に
ここへ
おいで
かき置き
かき置き
残して
ここへ
おいで
かき置き
ここへ
おいで
かき置き
おいで
かき置き
行かない
三月
一緒に
一緒に
復組