星が降る
船の出来で二人
遠ざかる街の夜景を眺め
海鳥の歌に酔いしれながら
このまま
あなたに
溺れていたい
壊れてしまうほど幸せすぎるから
ちょっぴり怖い
もしも夢ならば
覚めないで
できるならば今すぐ
時間を止めたい
ごらんよと光る海の架け橋
くぐり抜け波の彼方へ行けば
そびえ立つハーバービューのホテル
空には飛び立つジェットの明かり
あの時あの場所で過ごした思い出が
ふとよみがえる愛の証だとあなたから
あの日くれたリングは今もこの指に
こんなに好きなのにいつかはさよならの終わりが来るの
いつかの間の
蜃気楼
を
せめて今はあなたに
溺れていたいの