*・*・* 初音ミク
海鳴りが聞こえてる
地図も持たずに まだ使える舵もない
いつ沈むかもわからないのに 別の夢は見ない
ゆらゆらゆらゆらりと
眠ることのできる 岸辺もないまま
ゆらゆらゆらゆらゆらりと
誰のために 頬を張るのでしょう
何のために 頬を張るのでしょう
何のために 頬を張るのでしょう
水面の 月の瞬き
鏡に見立てれば二度と
逢えない人が映る
見立てれば二度と
帰れる場所も 辿り着く場所も知らず
優しい花を摘むことはない
すぐに空は変わる
ゆらゆらゆらゆらりと
許すことのできる 昨日もないまま
ゆらゆらゆらゆらゆらゆらりと
誰のために 風呼ぶのでしょう
何のために 風呼ぶのでしょう
何のために 風呼ぶのでしょう
なぜ絶えず陽は昇り
ただ影を生みながら心をめぐる
ゆらゆらゆらゆらゆらりと
誰のために頬を張るのでしょう
何のために頬を張るのでしょう
何のために頬を張るのでしょう