*・*・* **・*・* *小肉模様の 服を着て 陽だの朝市 歩きます自分のために 花をかい 自分のために 抱えます恋に別れた 女がひとり 耐えてる姿は 昔も今も 変わりません母によく似た 姉さんかぶり 熱いおうじ茶 すすめます*・*・* *砂の色した 服を着て 九十九里浜 走ります束ねた髪が 狂おしく 束ねた髪が 乱れます恋に別れた 女がひとり 泣いてる姿は 昔も今も 変わりません何も知らない 浜夕が 日暮れの海辺に 咲いてます*・*・* *心の中でひっそりと 心の中で祈ります恋に別れた 女がひとり 佇む姿は 昔も今も 変わりません木漏れ日揺れて見えるのは 涙がにじんでいるのです*・*・* **・* *