冷たい雨音
窓もそっと響く夜は
一人が怖い 離れないように
君を抱きしめる
強く
だから時計の針
天を仰いでも
目を逸らさないで ただ私を見て
優しさ
なんて偽りでいい
夜が明けるその時まで嘘を突き通して
刹那の時に溺れるように
君を感じさせていて
全てに等しく
終わりは訪れるけど
そんなことは
涙になるから
考えることをやめた
暗闇の中
体を溶かしてもっと深くへ ただ
落ちていこう
映し出される
悲劇のアリス
罪の色で飾り付けた愛で縛り付けた
優しさなんて偽りでいい
夜が明けるその時まで嘘を突き通して
刹那の時に溺れるように
君を感じさせていて