一
人きりの休日の旅へ
風より車早く走らす
夏の空を縁取るビルの影
高速へと滑り込んでゆく
センターラインの川を越えて
ビラに消える僕の住む街
19の頃のラブソングたちを
ダイヤで踏みつけて歌いだす
届かない真実は
永遠に続くキャッチボール
満足も不満足も
どちらも半端に足りている
どこでもないどこかへ行こう
水平線に会える場所まで
夏の真下へ走り出そう
繰り返す日々を投げ出して
青空を胸に貼り付けて
今すぐ心の地図に見落としたあの日書いた矢印を
僕は今取り戻
したくて
まみれだった助手席に君の横顔はもうないけど
寂しいと感じなくなったのは本当に終わったからなんだろう
誰よりも好きだったそれでも消えてゆく恋だった
僕だけが変われぬまま今でも時間と戦いながら
同じ夢同じように歌い紡ぎながら走るのさ
夏の真下で見る夢は振り返る涙消してゆく
スピードを上げる心には
叶わない
ゆっくりアクセルを離
さないままで
君はいないと知ってても同じ海へと向かって
忘れ物取り戻すためにもう一度夏の真下へ走り出そう繰り返す日々を投げ出して青空を
胸に貼り付けて今すぐ心の地図に見落としたあの日書いた矢印を僕は今取り戻したくて
今取り戻したくて
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