*・*・* 初音ミク
大切な日に僕は大きなカバンを買った
必要なものだけしまい込んだ鍵をかけた
案外 持って行くものは少ないね
でもこれがすべて
なんだか
見た目よりも
軽いカバンだった
くすんだ壁に
貼っていた写真の跡
見つめていた
まだそこには
優しく微笑む君が
見える
居てくるよ
誰もいないこの部屋で僕は
そう言ってドアを開けた
窓から差し込む光
どこまでも優しく
君の姿を
照らしてる
空が見える
いつも
あなたがいる
いつも
あなたのことが
それが
私たちの
私たちの
愛
私たちの
愛
愛
愛
愛
愛
空がどこまでも広がってた
駅のホーム
人混みの中で君のことを
思い出していた
目を閉じれば
いつまででもそこに君がいた
こんなに大きなカバンなのに
本当に大切なものだけは
しまうことができなくて
僕は
響き渡る汽笛の音
僕は一人汽車に乗る
窓から広がる景色
どこまでも輝いて
二人のなりも
カバンを包み込んで
誰もいない僕の席の窓際
置き忘れた一輪の花
触れれば少し震える花火の
風にさらわれて
消えてく僕はずっと
今もずっと君を
愛していたんだ
昨日も今もそう
明日もきっと僕は
君だけを想っているんだろう
君だけをいつまでも
僕の中に
あの笑顔のまま
涙が止まらないんだ
君だけを
愛しているんだ
君だけを
愛しているんだ