僕が初めて君を見たのは 白い扉の小さな砂くらい
ひとりぼっちの 後姿の 君のうなじが やけに細くて イジイラシかったよ
僕がその次 君を見たのも バラに埋もれた いつものスナック
ギターがつまびく 君の指先 ちょっぴりふるえて つぶやくようで かわいかったよ
僕が初めて君と話した 赤いレンガの小さなスナック
見つめる僕に ただうつむいて 何も答えず 恥ずかしそうで 抱きしめたかったよ
今日もひとりで 待っているんだ 君に逢えない さびしいスナック
キャンドルライトに 面影揺れる どこへ行ったの かわいい君よ 忘れられない
どこへ行ったの かわいい君よ 忘れられない