脱禄の下 静かな風
そのエアーに触れる 鼓動の音
揺れる弦が奏でるメロディ
心の中で響き
渡る
松の木と
風に響く音と
静寂を破り 世界を包む
その音色は深く染み渡り
時の流れを忘れさせてくれる
風が吹けば 音の弦が鳴る
松の木がそっと揺れる
その調べに 身を委ねて ただこの瞬間を感じていたい
松の木と
風に響く音と
静寂を破り 世界を包む
その音色は深く染み渡り
時の流れを忘れさせてくれる
もしもこの鼓動の音が どこまでも響くなら
全ての悲しみも消え去り
心が解き放たれるように
松の木と
風に響く音と
静寂を破り 世界を包む
その音色は深く染み渡り
時の流れを忘れさせてくれる
松の木との調べが消えても その余韻は永久に残る
風の中で 木々の間で その音はいつまでも
響き続ける