夜中のチャイムで
目が覚めた
やっぱりあの子に
振られたの
相手の名前が
違うだけ
あとは言わずとしれたオチ
よしてよ
泣き顔は
つや消しじゃないの ハンサムが
ダメとは言えぬ
女として うまく利用する
ずるいねあんた
暮らした頃も
いつも
そうだった
どれだけ恋すりゃ
知恵がつく
芝居でいいのに
いたわれば
うぬぼれないでよ
無神経
あんた誰でも 嫌になる
同時だね
この膝で 愛してくれると思ってた
ダメとは言えぬ 女にだって
あるさ
虹くらい
染めたの髪を
愛しじゃない これで幕にして
ダメとは言えぬ
女に
なんか
好きで
生まれない
止まっていいわ
隣の部屋で
楽になるまでは