旅の人に
恋をして
泣くだけ泣いたら あの子はひとり
風に舞い散る
夕凪の花と
よくや知れずになっちゃった
あの子にもらった
ビー玉
ひとつ
夕日にかざせば きらきらと
ざんぱの岬の
黄昏に
真っ赤な純情 思い出す
二年前に
ただ一度
心配ないよと手紙をくれた
遠くやさしい
三振の音
覚えてるだろ しまう顔
両手で包んだ ビー玉ひとつ
あの子の噂が聞こえそう
都会の絵の具に
染まれずに
あの子を呼んでる
ビー玉ひとつ
帰っておいでよ この街へ
人生燃え尽きて
夕日が最後に沈むとこ