遥か向こう岸
美恵が暮らしている
遠い町へと先を急ぐ 要して無料弾か
オーハー
オーハー オーハー オーハー
俺も
昔なら
高ぶってたのよ
今高島でぬるまゆつかり
受けられやしないよ
前に進めば 海の奥行き
あとには地獄が 光ってる
少しでも迷いあるうちは
冒頭巡りを 繰り返す
だんだん浮き沈み
激しくなるから
瞬きひとつしている間に 葬られちまうよ
オーハー
助けてくれ 叫び声すらかき消される
死についた匂い振り払い 体休める場所もないよ
今の何かを求めるなら
海と泊まる余裕はないよ
汚れた空を見上げてると 体ごとすりとばれるから
とても寒い朝が来ても すぐ日は高く昇るだろう
振り返る頃に俺もまた
遠い町へ流れているさ