雨の観覧車に乗り覗く街は 水の中の世界
深海魚みたく
車の群れがほらキラキラ
滲むライトが眩しくて
目をこすってやっと気づいた
恋の予報は
外れたの 私だけに降る雨
あなたは
この街のどこか 珊瑚礁の窓際で
誰かと
星空にうっとり お似合いだわ
どうぞご勝手に もしも私ひとりが幸せになったら かわいそうだから
雨の観覧車はもう 頂上から
地上
に向かってる
水中花みたく咲いてた傘た
ち 閉じてゆく
時計回りに運ばれて
人は未来に進んでくのね
心模様は晴れ模様 ありがとう またいつか
あなたの
思い出残して
思い切りドアを閉じた
空にゆっくり昇ってく
大好きだった だけどさようなら 雲ひとつない夜空
明かりの道を歩いて帰ろう
ああ 次の恋は ここからきっと
始まってるから
あなたはこの街のどこか 珊瑚礁の窓際で
誰かと
星空にうっとり お似合いだわどうぞご勝手に
もしも私ひとりが
幸
せになったら
あなたがかわいそうで ああ 次の恋がうまくいくように 祈ってあげるわ