ひとりでは
とりでは そっともへにあいたくて
ゆめで あうきで
あかりけ
する
恋の道行
忍びたび
たった
ひと夜のふれあいなのに
起きて破りの罪ですか
ああ
雪が
ああ
雪が
闇にこばしり
もへのかげふたつ
頭のおめいをかけてしまい
ゆるしておくれ
でも
このおさんのことを好きだと
言ってくれた
おまえのいまのひとことで
決心がつきました 生きて
生きて一緒に逃げましょう
おさんは
どこまでも どこまでも
もへにすいてゆきます
せめてひととき
あなたの胸で どうかなかせて
ください
ね
女心を知ってるように
おさんもへの恋模様
初御読みの出る霜月は こぼれる涙もいてついてしまいそうでございます
この身は
美はこの露と消えようと
おさんは身も心も 毛平のもの
いまのおまえは ほこに居やない このおさんの夫や
この世がだめなら あの世で
あの世で
おさんもへのかくれやど