寒い夜風に
吹き寄せられたのか
広い世間で
二人が逢えたのは
落ちるとこまで落ちればいいと
人生嘆いてた俺だった
お前ひとり
お前ひとり
男の寂しさ
男の寂しさ
わかってくれたのは
た
った二つの
歳の先にしては
三歩下がっていつでも歩くやつ
そっと叱って肩抱き寄せりゃ
幸せすぎると涙ぐむお前ひとりお前ひとり
命を懸けても
命を懸けても欲しくはない女
待ってくれるね
陽のさす春の日よ
きっとこの手で
つかんでみせるから
あえて忍んだ雪は梨草も
明日は芽を吹く花開くお前ひとり
お前ひとり
死ぬまで一緒さ
この世の道ぐれは